大倉山ジャンプ競技場内に建てられた札幌オリンピックミュージアムは、1972年に開催された札幌オリンピックやウィンタースポーツに関する展示を行っています。
その展示のひとつ「スキージャンプ大倉山」はラージヒルの大ジャンプを疑似体験できるアトラクションです。体験エリアの床面と、傾斜した前方の壁面に投影されたプロジェクター映像が高い没入感を演出。本来は競技者以外決して目にすることができないダイナミックな飛翔風景を楽しむことができ、また、タイミングよくジャンプするとK点超え(140m)の大ジャンプを体感することができます。
体験者が乗るスキー板は、状況に応じてV字飛型やテレマークの型に変形。各所に設置されたセンサーから体験者の動きを検出し、飛距離や飛型点に反映しています。
2011年2月の展示リニューアルにおいて、メディアタージはいくつかのコンテンツのプランニングと制作を担当しました。その中のひとつが「スキージャンプ大倉山」です。
大倉山ジャンプ競技場でロケを実施。細部まで写真撮影・測定を行い、リアリティのあるCGを制作しました
プログラム制作では、Unity3Dを用いて臨場感あふれる映像を作り上げました。また、スキー板メカから出力されるセンシングデータを元に飛距離や飛型点を算出、映像に反映するシステムを作成しました。
クライアント |
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公開年 |
2011 |
ローケーション |
北海道 札幌市 |